みなさんこんにちは!おさかなです!
今回から「誰でもわかる基本情報シリーズ」というテーマで「基本情報技術者試験」に合格するための知識をご紹介していきます!
第32弾は「システムの性能評価」について、書いていこうと思います!
それでは、レッツゴー!!!!!
・「基本情報技術者試験」を受験しようと思っている人
・「基本情報」に必要な知識を身に着けたい人
・IT初心者の人
前回の復習
前回は「RAIDと高信頼化技術」について見ていきました!
今回は「システムの性能評価」について学習していきましょう!
システムの性能評価
システムのどちらが「高性能」かを判断するために、「性能評価指標」というものがあります。
いくつか種類があるので、順番に見ていきましょう!
MIPS (Million Instructions Per Second)
「MIPS」とは、1秒間に実行される命令の回数を100万単位で表するものです。
「設計方法」、「構成部品」で評価結果が異なり、主に同一アーキテクチャのコンピューターシステム間のCPU性能比較に用いられています。
FLOPS (Floating Operations Per Second)
「FLOPS」とは、1秒間に実行される浮動小数点演算の回数のことです。
主に科学技術計算の性能比較に用いられますが、超並列コンピューターの評価指標としても用いられます。
ベンチマーク
「ベンチマーク」とは、システムの使用用途に合うプログラムを実行させ、実行時間を相対比較することによって、システムの性能を評価するものです。
ベンチマークの種類をいくつか見ていきましょう!
SPECint
「SPECint」とは、「整数演算」の性能を測定するベンチマークテストのことです。
主に、CPU、メモリシステム、コンパイラのコード生成の性能を評価するために使用されます。
SPECfp
「SPECfp」とは、「浮動小数点演算」の性能を測定するベンチマークテストのことです。
TPCベンチマークテスト
「TPCベンチマークテスト」とは、「オンライントランザクション処理」システムを対象とした、ベンチマークテストのことです。
CPU性能だけでなく、磁気ディスク装置の入出力やDBMSの性能まで含めた評価が可能な点が特徴です。
命令ミックス
命令にはいくつか種類があり、それぞれ実行速度も異なります。そこで、よく使用される命令を選択した「命令ミックス」というものを用意します。
そして、命令の実行速度と出現頻度から加重平均を求め、MIPS値で表せばより正確な指標となります。
命令ミックスには、科学計算で使われる「ギブソンミックス (gibson mix)」そして、
会計・事務などの商業部門で使われる「コマーシャルミックス (commercial mix)」があります。
しっかり復習しておこう!
おさかなが参考にした「書籍」一覧↓
・(PDF・スマホ単語帳付)かんたん合格 基本情報技術者教科書 令和2年度
・令和02年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 情報処理技術者試験
・キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和02年 (情報処理技術者試験)
感想・まとめ
今回は「システムの性能評価」について、書いていきました…!
いかがだったでしょうか?
システムを評価するための指標、そして命令ミックスについて、ざっくりと把握できたかと思います。実際に過去問題などを解いてみて、確実に解答できるようにしていきましょう!
4月19日に予定されていた、「基本情報技術者試験」およびIPA主催のその他の試験は中止となりました。
詳しくはコチラをご覧ください。
↓次回は「稼働率」について解説していきます!
お楽しみに~!
おさかなびではプログラミング学習中の人、ブログ初心者に向けて、「デジタル時代を楽しむためのミニ知識」をご紹介しています!
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それでは今回はこの辺で!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
おさかなでした!
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